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シャッター速度と写真

 シャッター速度とは、映像をCCDにあてる時間を指します。シャッターボタンが押されるまではCCDに映像が照射されていないわけですが、シャッターボタンが押された直後にシャッターが開き、映像がCCDに照射されます。その後、いつシャッターを閉じるか、という時間が、このシャッター速度です。

 
 つまりシャッター速度が速ければ早いほど露光時間は短くなり取り込める光の量は少なくなりますし、シャッター速度が遅ければ遅いほど、露光時間が長くなり、取り込める光の量が多くなります。

 シャッター速度で光を取り込む量が変わりますが、同様に「絞り」設定でも光の量は変化します。この2つの設定を組み合わせることで、様々な条件での撮像が楽しめるわけです。

 シャッター速度設定の面白いところは、動きのある被写体を撮影する場合、つまり時間の変化に従って映像が変化する場合です。被写体に動きがある場合、シャッタースピードを早く設定すれば、一瞬を切り出して露光することになり、早い動きの中の一瞬の状態を切り出して撮影することができますから、ブレたような残像を残さず撮影したい場合はシャッター速度を早くすべきです。逆にシャッター速度を遅くして動きのあるものを撮影すれば、残像を上手くつかって綺麗な絵を撮ることができるでしょう。滝を撮影すると仮定しますと、早いシャッター速度では、落下する水が粒に近い形で写しだされ、遅いシャッター速度では、水のブレが逆に絵画のような滑らかな映像となって写るでしょう。

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