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手軽な撮影テクニック〜スレーブフラッシュ

 デジタル一眼レフカメラにも標準でフラッシュが搭載されていると思います。フラッシュはどういったときに便利か、というと、室内や曇りの日など、撮影対象が暗い場合に、光を補うことができるほか、明るい光源が写りこんでしまうときや、逆光のときに、被写体を明るくするときに役立つものです。しかし、あまり考えずに使うと色々な不満がでてきます。皆さんはこんな失敗はありませんか?
 
@被写体の影が後ろにくっきりと映りこんでしまって不自然な写真になった。
A被写体ものっぺりと影がなく、凹凸がわかりにくい不自然な写真になってしまった。
B記念撮影をしたら、背景のガラスにフラッシュが反射して映りこんでしまった。

 どうしてこういうことが起きるのか、というと、それは、「レンズとストロボが同じ位置についているから」といえます。つまり、カメラに内蔵のストロボを使う限り、どんなに被写体との距離や方向を変えてみても、必ず撮影する方向とフラッシュの光の方向関係は変えられません。従って、前から当てられた強い光は、被写体の陰影を隠してのっぺりした印象になり、被写体の背後に大きな影を作り、更にその強い光が背景に反射して映りこんでしまうわけです。
 ある程度デジタル一眼レフカメラに慣れている方は、すでにこういった不満を感じていることでしょう。
 
昔から写真撮影に慣れているプロ、セミプロの方には当たり前のテクニックですが、「スレーブフラッシュ」というものが売られています。価格も安いものがあるので、手軽に試すことができますから初心者の方や、もう少し撮影テクニックを磨きたい、という方におススメです。

 スレーブフラッシュにもいくつか種類がありますが、例えば、本体内蔵のフラッシュに同期して自動的に光ってくれるタイプのスレーブフラッシュが使いやすいと思います。
ニコン スレーブフラッシュコントローラーSU-4
キヤノン スピードライト430EX
オリンパス エレクトロニックフラッシュ FL-50R
【複数回のプリ発光回数にも対応する】SUNPAKデジタルスレーブユニット DSU-01
これを被写体の影を付けたい方向や、逆に本体側のフラッシュによってできる影を消してくれる場所に設置するわけです。
カメラ本体のフラッシュのみで撮影した場合。 スレーブフラッシュを使用。被写体の右下、後方から壁に当てています。背景が明るくなって、影も薄くなり、全体の印象も変わります。
  
カメラ本体のフラッシュのみで撮影した場合。 スレーブフラッシュを被写体の左上から天井に向けて使用。耳の部分や顔の丸さが自然に表現できています。

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