ニコン、アオリ撮影ができる「PC−E NIKKORレンズシリーズ」2品を発売
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株式会社ニコン (社長:苅谷道郎)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:西岡隆男)は、シフト機能、ティルト機構を搭載したデジタル一眼レフカメラおよびフィルム一眼レフカメラ用PC−E NIKKORレンズシリーズ、「PC−E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED」、「PC−E Micro NIKKOR 85mm F2.8D」を発売します。本年2月に発売した「PC−E NIKKOR 24mm F3.5D ED」と合わせて3本そろったPC−E NIKKORレンズシリーズが、広角24mmから中望遠85mmまでをバランスよくカバーします。 PC−E NIKKORレンズシリーズは、撮影レンズの光軸と撮像面の関係を変える シフト機能、ティルト機構を搭載し、いわゆる「アオリ撮影」が可能です。建築撮影、商品撮影などプロフェッショナルユーザーに必要なアオリ撮影のニーズに応えます。さらに、電磁絞り機構の搭載で、「D3」、「D700」、「D300」などの一眼レフカメラでは自動絞りが使え、操作性が向上しました。 また、ゴースト、フレアーを効果的に低減するレンズコーティング「ナノクリスタルコート」を採用しており、優れた光学性能で極めて高い描写力を実現しています。
「PC」は、Perspective Controlの略です。
●発売概要 商品名 PC−E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED 希望小売価格 300,000円(税込み 315,000円) 発売予定日 2008年7月18日
商品名 PC−E Micro NIKKOR 85mm F2.8D 希望小売価格 300,000円(税込み 315,000円) 発売予定日 2008年8月
●アオリ撮影について PC−E NIKKORレンズシリーズは、シフト機能、ティルト機構を搭載しています。 ・シフト機構は、レンズを撮像面に対して平行移動できます。これにより、たとえば建築写真では、被写体が上すぼまりにならないように撮影できます。 ・ティルト機構は、レンズ光軸と撮像面の直交関係を変えられます。これにより、ピントの合う範囲をコントロールでき、たとえば風景写真では近景から遠方までピントの合った撮影ができます。逆に、画面の一部にだけピントを合わせて被写体を浮き上がらせるような描写もできます。 実際の撮影では、シフト機構とティルト機構を併用し、遠近感のコントロール、被写体のゆがみの修正、ピント位置の調整をします。
●PC−E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED、PC−E Micro NIKKOR 85mm F2.8D の主な特長 ・PC−E 45mmは標準系レンズ、PC−E 85mmは中望遠系レンズの画角を持っています。 ・最大撮影倍率0.5倍で近接撮影可能。 ・逆光などでゴーストやフレアーを効果的に低減するレンズコーティング「ナノクリスタルコート」を採用。 ・PC−E 45mmは、高解像度で鮮明な画像を提供するEDレンズを採用。 ・「D3」「D700」「D300」との組み合わせ時に電子制御による自動絞りが可能。 ・ティルト±8.5°、シフト±11.5mmまでのアオリ操作ができ、大判ビューカメラでは不可能に近い「手持ちでのアオリ撮影」が可能。 ・レボルビング機構により、左右90°の範囲で回転が可能。 ・円に近いきれいなボケが得られる9枚羽根の円形絞りを採用。 ・アオリ撮影だけでなく、一般撮影でも高い光学性能を発揮。
注:下記のカメラは制限、制約がありますが使用可能です。 D2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D80、D70シリーズ、D60、D50、D40 シリーズ、F6、F5、F4シリーズ、F100、F90Xシリーズ、F90シリーズ、F80シリーズ、ニコン U2、ニコン U およびプロネア 600i
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