キヤノン、エントリークラスの1010万画素デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss F」を発売
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キヤノンは、EOS DIGITALシリーズの高画質・高機能をさらに手軽に楽しめるエントリークラスのデジタル一眼レフカメラ“キヤノンEOS KissF”を6月下旬より発売します。
“EOS KissF”は、幅広い層のユーザーに気軽に一眼レフカメラを楽しんでもらうことを想定し、Family、Friendlyを表す「F」を製品名に採用しました。「快速・快適・高画質」「小型・軽量」という同シリーズの開発コンセプトのもと、より使いやすさを追求したモデルに仕上げています。
新製品は、約1010万画素CMOSセンサー(APS−Cサイズ)、高性能映像エンジン「DIGICIII」搭載などによる高画質、高レスポンス性能を備えながら、EOS DIGITALシリーズで最軽量※1となる約450gの本体質量を実現しています。また、リアルタイムの映像を液晶モニターで確認しながら撮影できるライブビュー撮影機能や、画像の暗い部分を検知し、自動的に明るさやコントラストを補正するオートライティングオプティマイザ機能など、先進の機能を数多く搭載したほか、大きめのボタンや操作部表示を採用し、さらに使いやすさを向上させました。なお、“EOS KissF”では、キット販売用のレンズとして用意した手ブレ補正機構搭載の「EF−S18−55mmF3.5−5.6IS」を含む60種類以上のEFレンズすべてが使用できます。
また、EOSシリーズ用の外部ストロボ“スピードライト430EXII”を7月下旬に発売します。“430EXII”は、「430EX」(2005年10月発売)の後継機種として開発したもので、充電時間のさらなる短縮や充電音の静音化を実現しています。また「580EXII」(2007年4月発売)同様、カメラの液晶モニターを利用してストロボ機能の設定が行える※2ほか、ワンタッチロック機構の採用や、接点の形状変更などにより操作性と信頼性の向上を図りました。
【主な特長】
EOSKissF ●有効画素数約1010万画素自社製CMOSセンサー(APS−Cサイズ)と高性能映像エンジン「DIGICIII」 ●EOS DIGITALシリーズ最軽量※1の本体質量約450gを実現 ●2種類のAF機能やパソコンからのリモート撮影など多彩なライブビュー撮影機能 ●手ブレ補正機構を搭載した20種類のISレンズを含め、60種類を超えるすべてのEFレンズに対応 ●明るさ・コントラストを自動補正するオートライティングオプティマイザ機能 ●EOS DIGITALの総合的なセンサーダスト対策「EOSIntegratedCleaningSystem」対応 ●「ユニバーサルデザイン」の視点から大きくなったボタン、ダイヤル、操作部表示 ●高速・高精度な7点測距AF ●最高約3コマ/秒でメモリーカード容量いっぱいまで連続撮影が可能。※3
スピードライト430EXII ●最大ガイドナンバー43の高機能ストロボ ●充電時間を約20%短縮し、充電音の静音化も実現 ●カメラの液晶モニターを利用して、ストロボ機能などの各種設定が可能※2 ●操作性と信頼性を向上
製品名価格(税別)発売日生産台数
キヤノンEOSKissFボディ オープン価格 2008年6月下旬 20万台/月
キヤノンEOSKissFレンズキット オープン価格 2008年6月下旬 20万台/月
キヤノンスピードライト430EXII 3万3,000円 2008年7月下旬5万台/月
※12008年6月までに発売したEOS DIGITALの中で。 ※2「EOS−1DsMarkIII」、「EOS−1DMarkIII」、「EOS40D」、「EOSKissX2」、“EOS KissF”使用時。 ※3キヤノン試験基準2GBSDメモリーカード使用。JPEG撮影時。
【付属品一覧】
EOSKissFボディ バッテリーパックLP−E5、バッテリーチャージャーLC−E5、インターフェースケーブル IFC−200U、ビデオケーブルVC−100、ワイドストラップEW−100DBIII、 EOS DIGITALSolutionDisk
EOSKissFレンズキット EF−S18−55mmF3.5−5.6IS、バッテリーパックLP−E5、バッテリーチャージャーLC−E5、 インターフェースケーブルIFC−200U、ビデオケーブルVC−100、ワイドストラップ EW−100DBIII、EOS DIGITALSolutionDisk
【デジタル一眼レフカメラの市場動向】 昨年のデジタル一眼レフカメラ市場(全世界)は、市場全体が大きく伸張し、対前年比約43%増の約750万台に達しました。2008年も「EOSKissX2」をはじめ、キヤノン製品のラインアップがユーザーから高い評価を得ていることに加え、各社から新製品の投入が相次ぎ、対前年比で約17%増の約880万台と、さらなる成長が見込まれています。(キヤノン調べ)
【開発の背景】 キヤノンのEOSKissシリーズは、1993年に「EOSKiss」を発売して以来、長年にわたり普及型フィルム一眼レフカメラにおけるベストセラーを続けてきました。2003年9月には、デジタル版を求めるユーザーからの強い要望に応え、業界に先駆けて普及型デジタル一眼レフカメラ「EOSKissDigital」を発売しました。その後「EOSKissDigitalN」(2005年3月発売)、「EOSKissDigitalX」(2006年9月発売)、「EOSKissX2」(2008年3月発売)と進化を続けながら、デジタル一眼レフカメラ市場の拡大を牽引してきました。
新製品“EOS KissF”は、「EOSKissX2」の姉妹機として開発したもので、初めて一眼レフカメラを使うユーザーの入門用として最適なカメラに仕上げました。簡単な操作で高画質の撮影が行えるとともに、EOS DIGITALシリーズで最軽量となる約450gの本体質量を実現しています。
今回の“EOS KissF”の発売により、普及クラスのEOSKissDigitalシリーズは、「EOSKissX2」と、“EOS KissF”の2モデルが用意されることになります。
“EOS KissF”の発売により、プロ向けの「EOS−1DsMarkIII」(2007年11月発売)と「EOS−1DMarkIII」(2007年5月発売)、ハイアマチュア向けの「EOS5D」(2005年9月発売)と「EOS40D」(2007年8月発売)にEOSKissDigitalシリーズの2モデルを合わせた、合計6モデルの強力なラインアップになります。キヤノンは、これからも幅広いユーザーからのニーズにきめ細かく対応した製品を提供することにより、デジタルフォト文化の発展に貢献していきたいと考えています。
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