オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保雅治)は、デジタル一眼レフカメラの「フォーサーズシステム規格」に準拠した超広角ズームレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 9−18mm F4.0−5.6」を2008年年内に発売します。
「ZUIKO DIGITAL」レンズは、「フォーサーズシステム規格」にもとづき、デジタル一眼レフカメラの撮像センサーの能力をフルに引き出すため、デジタル専用に設計された交換レンズです。今回新たに発売する「ZUIKO DIGITAL ED 9−18mm F4.0−5.6」は、35mm判換算で18−36mm相当の焦点域をカバーする超広角ズームレンズです。当社ホームページで公開中の「ZUIKO DIGITAL 交換レンズロードマップ」上で、「超広角ズーム」として記載していたレンズを今回商品化します。
従来、超広角レンズは重量が重く、価格も高額なものが大半で、手軽には楽しむことのできないレンズでしたが、今回発売する「ZUIKO DIGITAL ED 9−18mm F4.0−5.6」は、フォーサーズならではの優れた機動性により、超広角撮影をより身近なものにしています。35mm判換算で18−36mmの焦点距離を実現しながら、DSA(デュアル・スーパー非球面)レンズの採用などにより、全長73mm、質量280g(予定)(※1)という超小型・軽量設計を実現しました。本レンズは、当社交換レンズのスタンダードクラス(※2)のラインアップとしてご提供します。
現在、35mm判換算で焦点距離20mmを切るような超広角領域で、レンズ内手ぶれ補正機構を採用したズームレンズはどのメーカーからも発売されていません。しかし、ボディー内手ぶれ補正機能を搭載した当社デジタル一眼レフカメラ「E−3」(2007年11月発売)、「E−510」(2007年6月発売)、そして新発売の「E−520」と本レンズを組み合わせて使用すれば、35mm判換算で18mmという超広角で、たとえば夜のイルミネーションの撮影などを、三脚なしに手持ちで手軽に楽しんでいただけます。さらに、超広角による遠近感を誇張した作画も、ライブビューを使って容易に撮影できます。
(※1) 仕様については、予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
(※2) 当社交換レンズ「ZUIKO DIGITAL」レンズ群は、(1)スタンダードクラス:コストパフォーマンスと小型・軽量を追及、(2)ハイグレードクラス:防塵防滴仕様を備えた高機能・高性能を実現、(3)スーパーハイグレードクラス:トッププロが求める精緻な描写を追及したプロ仕様、の3系統のラインアップで構成されています。
<発売の概要> 製品名 「ZUIKO DIGITAL ED 9−18mm F4.0−5.6」 希望小売価格 未定 発売日 2008年 年内
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